「介護の仕事に興味はあるけど、
人付き合いにあまり自信がない…」
人と接する仕事だからこそ、
余計にそう感じてしまいますよね。
先輩とうまくやっていけるかな。。。
ご利用者と、ちゃんと関われるかな。。。
今日は、そんな不安について
一緒に考えてみたいと思います。
働く場所によって、求められる人柄は違う
一口に「介護の仕事」と言っても、
働く場所によって、活かせる人柄は変わってきます。
たとえば、レクリエーションや機能訓練に
力を入れているデイサービスなどでは、
社交的で場を盛り上げるのが得意な人が
重宝されることが多いです。
通いの場合は、日替わりで顔を合わせる
ご利用者が変わったりしますし、
ご家族と接することも多くなります。
でも、施設介護などの生活の場でのお世話や認知症ケアでは、
少し違う人柄が求められることもあります。
一対一の関わりを大切にしたり、気持ちに寄り添ったり
声のトーンやテンションが落ち着いた、素朴な人柄が
喜ばれる場面も多いんです。
毎日同じ方と顔を合わせますし、
お互い日々一緒に過ごすうちに、
だんだんテンションも落ち着いてきたりします。
社交的でなくても、明るく振る舞えなくても、
ただ黙ってそばにいて、見守るだけで、
ご利用者が穏やかに過ごせる雰囲気を
作れることもあります。
実際、認知症ケアの現場では
少しおとなしめの職員さんが多いように感じます。
実は私もめちゃくちゃ陰キャです。
場を盛り上げられるタイプではないのですが
素朴な存在感でご利用者や職員さんから
「落ち着く」と言ってもらえたりします。
自分の性格に悩んだこともあったのですが
このままの自分でいいと自分を認められた時から
周りからも大切にされるようになりましたし
とても居心地が良くなりました。
だから「あなたはそのままのあなたで大丈夫!」
職場の人間関係のスタイルも、
働く場所によって変わってきます。
施設では、職員同士で声をかけ合いながら
連携してケアをすることが多いのに対して、
訪問介護では、一人でご利用者と
じっくり向き合う時間が長くなります。
一人で行動するのが好きな人が、
訪問介護を選ぶケースも多いんですよ。
先輩との関係が不安なとき
新人のうちは、先輩の言葉ひとつひとつに
敏感になってしまうものです。
口調が少し厳しく感じたり、
小さなミスを注意されて落ち込んだり。
必要以上に先輩の顔色を気にしてしまったり。
介護は特に、ちょっとしたことでも
ご利用者の体や心、命に関わるような
問題に発展する可能性もあるので
その分、注意も少し厳しめになってしまうことも
あるのかしれません。
でも、仕事上は厳しく思えても
実はめちゃくちゃ気さくな人だったり
情が厚かったり責任感が強かったり
相手を知れば知るほど、おもしろいところや
良いところがたくさん見えてくることもあります。
初めから無理に仲良くなろうとしなくても大丈夫です。
まずは、あいさつをきちんとすることや、
分からないことを素直に聞くことから始めれば十分。
そして少しだけ相手を知るということ心がけてみてください。
苦手意識だけで相手を見てしまうと
相手のいいところも見えなくなってしまい、
うまく関係を作ることができなくなってしまいます。
でももし、顔を合わせるのもつらい
という先輩がいたら、
無理に一人で抱え込まず、
他のスタッフや上司に相談してみてくださいね。
ご利用者との関係が不安なとき
認知症の方など、会話が思うように
かみ合わないこともあります。
言葉が返ってこなくても、
表情や声のトーン、手の動きから
気持ちを感じ取れることもあるんです。
うまく話せなくても、
そばにいて、目を合わせて、
ゆっくり話しかけるだけで伝わるものがあります。
最初から信頼関係を作ろうと気負わず、
「少しずつ知っていく」くらいの気持ちで
十分だと思います。
自信がないことは、向いていないサインじゃない
人付き合いに自信がない人ほど、
実は相手のことをよく見ていたり、
言葉を選んで話そうとしたりするものです。
以前の記事でもお伝えしましたが、
介護の仕事で大切なのは、知識や技術以上に、
ご利用者に「この人は自分の味方でいてくれる」と
感じてもらえるかどうかだと思っています。
自信がないからこそ、
相手に対して謙虚に、丁寧に関われる。
向いていないわけではなくて、
自分を活かす環境や手段を
まだ知らないだけなのかもしれないですね。
まとめ
人付き合いに自信がなくても、
介護の仕事に向いていないわけではありません。
先輩との関係も、ご利用者との関係も、
最初から上手にできる人はいません。
少しずつ、あなたのペースで
関係を作っていけば大丈夫。
もしも今、人付き合いに自信が持てずにいるなら、
その慎重さこそが、あなたの強みになるかもしれませんよ。


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